Ippinkan Corporation Musical Instruments Diuision
台風・大雨災害および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による配送に関するお知らせ
 

【カーボンファイバーのメリット】


PeaveyJapan/(株)逸品館のJiroです!

はい!本日第7回目のコラムです。

そしてカーボンファイバーをテーマにしたコラムの3回目です!


今回も長文になります。スミマセン。。。

カーボンファイバーとはそもそも何か?
カーボンギターとカーボンファイバーギターの違い
カーボンファイバーギターのサウンドとメリット
と、色々と書いて来ましたが、今回は、前回書いた「カーボンファイバーのメリット」をもう少し深く掘り下げてみたいと思います!

メリットというよりは、カーボンファイバーギターを僕が実際に使ってみて感じたことであり、結果、これが2つ前のコラムで書いた「今後、ライブに持って行くとしたら、余程特殊な環境でない限り、カーボンファイバーのギターしか持っていきたくない」と思った理由でもあります。


それでは行ってみましょう!



その1
【弦を緩める必要がない。】

仮にライブハウスでサウンドチェックが終わって、ライブ本番まで3時間ほど時間が空くとします。

その場合、皆さんは一度弦を緩めますか?

仮にある日ギターを家で練習したら、翌日から2週間の長期出張に行くとします。

その場合、皆さんは一度弦を緩めますか?

恐らく、弦を緩める人もいれば、そのままという人もいると思います。

楽器屋さんに行くと、保管時は弦を緩めておいてと言われる一方、インターネットで情報を探すと、弦を緩める必要はない(その逆も然り)。という対極的な情報に戸惑った人も少なからずいると思います。

また、毎日少しでも弾くのであれば弦は緩めずにそのまま、1週間以上弾くことがないなら、少し弦を緩めて保管。
という方もいるのではないでしょうか?

一体どの方法が正解なのか、なかなか判断するのはは難しいですよね。

でも自分の愛着ある楽器であれば、ベストな状態で保管しておきたいというのはプレイヤー誰しもが思うこと。

そういう点から考えると、カーボンファイバーは高い強度を保つため、弦を張ったテンションによってネックが反ったりすることはありません。

そのため、移動時や保管時に弦を緩める必要はありません!

もう一度言います



弦を緩める必要はありません!




いつでもケースを開けてすぐに弾くことができます。

緩めた弦をチューニングをして弾くと、(チューニングが)安定するまで少し時間がかかります。
その時間と手間がかからないのは、個人的にはとても助かりましたし、すぐに安定したチューニングで弾けるのは、ちょっと時間的に得した気分になります。笑


その2
【湿度を気にする必要がない】

皆さんはアコースティックギターを保管するケースの中に、湿度調整剤(湿度が高ければ吸収し、低ければ放出するもの)は入れていますか?

アコギは湿気が大敵!!ということで、使用されている方も多いと思います。

僕も使用していました。


ただ難点が、、、、、


目安はパッケージに記載されているものの、見た目が同じなので、替え時が分かりづらい、、、、汗


そして気がつけば交換を忘れている(またはいつ交換したかを覚えていない)。。。


こんな経験された方もいるんじゃないでしょうか??


カーボンファイバーは湿気に影響を受けないので、ケース内の湿度管理を気にする必要がありません。


そのため、梅雨のジメジメした時期でも弦を緩めず、湿度調整剤を入れずにケースで保管できます♪♪


湿度調整剤自体、凄い高価なものではないですが、地味にお財布にも優しいです。笑


その3
【ぶつけたりしたくらいじゃなんともない】

部屋でギターを練習している時に、「ゴンッ」という鈍い音と共にギターを机の角にぶつけて、「あぁ〜!!!」と叫びながら、ぶつけた部分をそっと指で撫でる、、、なんて経験はありますよね??笑

スタジオでもマイクスタンドなんかに勢いよくぶつけると、塗装ごと凹んだりしますよね。

僕も多々経験してきました。泣

「そういう傷と共に、楽器との思い出も深まっていくものだ!」という気持ちも、勿論あると思います。

しかし、時にはぶつけたことが、ギターにとって致命的なダメージになり、音が変わってしまうかもしれません。

仮にあなたがライブハウスでサウンドチェックを始める時に、スタンドに立てかけてあったアコギがバタン!と倒れてしまったところを想像してみてください(ライブハウスのトラブルあるあるのひとつ)。



一瞬、顔面蒼白になると思います。


カーボンファイバーなら机の角にぶつけようが、スタンドから倒れようが、(塗装の表面が少し傷つくかもしれませんが)本体自体にはなんともありません。

何度かComposite Acousticsを(意図せず)壁や机の角にぶつけましたが、傷もつかず問題ありませんでした♪♪

その4
【ネックが反らないのでピッチが安定します。】

カーボンファイバーを使ったComposite Acousticsギターのネックや、カーボンファイバーロッドをネック内部に有するKLŌS Ukuleleは、いわゆるネックの反りというものに無縁です。

そのため、ハイポジションで演奏すると音が詰まったり、音程が高くなってしてしまうなどのトラブルがなく、常に正しい音程で演奏することができます。

時々ローポジションでは問題がなくでも10フレット以降になると急に音程が合わなくなるギターがありますが、カーボンファイバーギターではコードストロークからハイポジションでのアルペジオまで正確なピッチで演奏することができ、とても大きなメリットだと感じました。

その5
【常にコンディションが保てるので、メンテナンスコストが抑えられる】

従来のアコースティックギターは湿度の影響により、どうしてもネックが反ってきてしまいます。
その都度、楽器屋さんに持ち込んで調整してもらう(ネック調整は失敗すると惨事になるので、必ずプロの方に依頼しましょう)と思いますが、カーボンファイバーではその必要(ネックが反るリスク)がないので、メンテナンスコストが従来のギターと比べるとグッと抑えられます♪♪


以上、5点が僕がカーボンファイバーギターを使って感じたことでした!


さて、3回に渡ってカーボンファイバーということに注目してコラムを書いてみましたが、如何でしたでしょうか!?


過去、カーボン製のギターがどうしても苦手だった僕(今更!?!?)個人としては、カーボンファイバーを使った楽器は加工に特殊な技術や経験を必要とするため、決して安い楽器とは言えませんが、ブラインドテストレベルだと、カーボンを使っているとは分からないくらい、ウォームでレンジの広いナチュラルなサウンドですし、また、今まで当たり前だと思っていた問題(ネックの反りや保管環境など)が払拭される精神的安心感や、それによって生まれる心や時間の余裕は、値段以上に価値のあるポイントだと痛感しました!


このコラムが、カーボンファイバー製のComposite AcousticsギターやKLŌS Ukuleleに皆さんが興味を持って、手にとってもらうきっかけになってもらえると嬉しいです♪♪


それではまた次回のコラムをお楽しみにー!!


では!!


<コラムの感想や意見、取り上げて欲しいトピックなどは↓↓まで>
メールを送る!